大谷翔平
米大リーグ機構(MLB)は10日(日本時間11日)、オールMLBチームの候補を発表。エンゼルスの大谷翔平投手(28)が昨季に続いて先発投手部門と指名打者部門の2部門で、パドレスのダルビッシュ有投手(36)が先発投手部門でノミネートされた。
オールMLBチームは19年に創設され、メディアや元選手、ファンによる投票で野手8人と指名打者、先発投手5人、救援投手2人の最強チームを決定。得票数によってオールファーストチームとオールセカンドチームに分けられる。日本選手は21年に先頭投手部門でダルビッシュ(当時カブス)がファーストチームに、前田健太投手(ツインズ)がセカンドチームに入り、昨季は大谷が指名打者でファーストチームに、先発投手でセカンドチームに選出された。
今季の大谷は28試合で投打同時出場し、投手としてメジャー8位タイの15勝、同6位の防御率2・33&219奪三振を記録し、、打者で大谷ルールを利用して157試合に出場して同11位タイの34本塁打、同18位の95打点などをマーク。2リーグ制となった1901年以降では初めて規定投球回数と規定打席数を同時にクリアする偉業を成し遂げた。
ダルビッシュはパドレスのエースとしてチーム最多タイの30試合に先発し、自己最多タイ&メジャー5位タイの16勝を挙げ、同11位の194回2/3を投げて同13位の197三振を奪った。