W杯

「番狂わせ度」日本代表のドイツ戦はそれほど高くなかった…史上トップ10発表

米国の大手データ会社グレースノート社は24日、同社の分析によるFIFAワールドカップ(W杯)の勝利確率をもとにした「番狂わせ度トップ10」を発表した。優勝候補ドイツ代表戦の勝利で世界を驚かせた日本代表だったが、コロンビアを2―1で破った前回ロシア大会初戦の方が、「番狂わせ度」は高いという意外な結果が出た。

 

75分、同点ゴールを決めた堂安(中央)のもとに集まる日本代表の選手たち(23日)=松本拓也撮影

同社が独自のランキングシステムで大規模なシミュレーションを行い、集計した。それによると、日本が最も勝利確率の低い試合で勝ったのは前回大会のコロンビア戦の18・5%。今回のドイツ戦は25・5%と大きく上回り、「番狂わせ度」は2番目だった。

 世界ランキングはドイツの11位に対して、日本は24位。今回のドイツの評価は前回のコロンビアと同レベルと考えられ、日本の評価が4年前よりも高くなっていることから導き出されたという。サプライズではあるものの、両国の過去の成績よりも、現在のチーム力で評価すれば、日本の勝利は不思議ではない、とも言えそうだ。

 22度目となったW杯全体では、今回サウジアラビアがアルゼンチンに2―1で逆転勝ちした一戦が、勝利確率8・7%からの快挙で、W杯史上最大の番狂わせに躍り出た。2位は1950年ブラジル大会で米国がイングランドを1―0で退けた一戦(同9・5%)。前回大会の「韓国2―0ドイツ」は14・4%で7位に入っている。

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