W杯

日本に敗れたスペインの地元紙「後半は悪夢のような展開」「私たちはドイツに救われた」

後半、田中碧のゴールが決まり歓喜する日本イレブン(カメラ・宮崎 亮太)

1次リーグ最終戦で日本に敗れたスペインの「マルカ紙」電子版は、「ハーフタイムには勝ちが予想されていたのに、後半は悪夢のような展開で敗れてしまった。信じられない」と後半の悪夢を振り返りつつ、「結局、私たちはドイツに救われた」と見解を示した。

 さらには「自分たちのアイデンティティから全くかけ離れた、ひどい試合をしてしまった。遅く、予測可能で、守備の激しさがない」と批判も展開。「3日で緊急に直さないといけない集団崩壊、それでは勝てないから。日本戦のようなゲームでは不可能でしょう」と厳しい論調だった。

 最後には「前に進むのはとても良いことですが、サッカーはすべてをテクノロジーに頼っていて、意味のない決定がなされています。アルゼンチンのPK、クロアチアオフサイド、あるいはスペインに2-1で勝利した日本代表のボールが外に出たこと。そのボールは、いくらチップでボールの腹の1ミリがラインを超えていると言っても、アウトです」と恨み節のような見解で締めくくった。

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