大谷翔平

大谷翔平が来ない? 侍ジャパン合宿地の宮崎から悲鳴…二刀流不参加なら死活問題に

3月のWBCに向け、6日に侍ジャパン栗山英樹監督(61)と日本代表入りが決まったエンゼルス大谷翔平(28)が会見。2月17日から予定されている宮崎県での合宿について質問された大谷がこう答えたのだ。

質問に答えるエンゼルスの大谷翔平(C)日刊ゲンダイ

「日程的にどのタイミングでメジャーの選手が強化試合に出られるのか、はっきりしていない。(侍ジャパンへの)合流に関しては、それによって自分が向こう(米国)で実戦をしてからこっち(日本)に入った方がいいと思えばその方向で行きたいし、それよりもサインプレーを含めてチームへの合流を早くした方がいいと思えば早く(日本に)来るかもしれない。臨機応変に対応したいと思っています」

宮崎での合宿には参加しない可能性もあるとしたのだ。

「2009年のWBCの合宿は、そりゃすごかったですから」

宮崎市内で和食店など3軒の飲食店を営む50代の経営者がこう言うように、当時マリナーズに所属したイチローレッドソックスに在籍した松坂大輔らが参加した第2回WBCでの宮崎合宿には、7日間で実に24万5000人超のファンが宮崎に集結。ホテルも飲食店も“WBC合宿景気”で沸きに沸いた。13年の第3回大会の合宿は約8万5000人、17年の第4回大会が約5万2000人だったことを考えれば、メジャーリーガーの集客力は凄まじかった。

「今回はダルビッシュ鈴木誠也、そして大谷翔平というメジャーのスーパースターが宮崎に来るというので、仲間内でも09年のイチローフィーバー以上のソロバンを弾いていたんですが…。2月はプロ野球のキャンプもあるとはいえ、かつてほどの観光客が来ないから、経済効果は減っている。これで大谷選手が来なかったら、コロナ禍とのダブルパンチで死活問題ですよ。なんとかならんやろうか」(前出の飲食店関係者)

二刀流からの朗報を、宮崎県民は固唾を飲んで待っている。

[rakuten:f403440-sue:10000208:detail]

room.rakuten.co.jp