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ひろゆき氏が〝らしい〟言葉でムツゴロウさんを追悼 「ムツゴロウさん、頭おかしくて好き」
インターネット匿名掲示板「２ちゃんねる」創始者で元管理人の「ひろゆき」こと西村博之氏（４６）が９日、ツイッターを更新。５日に亡くなり、「ムツゴロウさん」の愛称で親しまれた動物研究家で作家、畑正憲さんをひろゆき氏らしい表現で追悼した。
ムツゴロウさんについて、「今の時代、破天荒な人はお金儲けの方に行ってしまうが、そこに一切行かず」と才能と生きざまを認めたうえで、「動物愛護、動物保護にひたすら人生を費やした」とつづった。そして、「最後までムツゴロウさんが思う、社会にとって良いことに時間を費やしたということが昔の昭和の人っぽいな、という気がします」と故人をしのんだ。
その１時間後に更新したツイートでは、生前のムツゴロウさんのインタビュー記事から「人間について『同じ仲間』という意識はあります。だから僕はどんな動物でも食べるけれど、人間だけは食べないことにしてるんです。もちろん『食べたらどうなるんだろう』と考えることはありますよ」という文言を紹介。「ムツゴロウさん、頭おかしくて好き」と、〝らしい〟言葉で結んだ。
ムツゴロウさんこと畑正憲さんは、出演番組で動物との距離を縮める愛情表現が人気だった。クマやサルなど凶暴そうな動物たちの体をなでながら手なずけることもあった。特に象徴的な出来事として挙げられるのは、２０００年の撮影中にライオンにかまれて指の先を失ったこと。ムツゴロウさんは後日、それを「あの指は、あの子にあげたんです」と笑って話していた。
