政治

河野デジタル相の影武者? 本人そっくりアンドロイドが代理スピーチ

河野太郎デジタル相の「アバター」(分身)。本人に代わってスピーチした=2023年4月28日午後3時20分、群馬県渋川市、小手川太朗撮影

時間に間に合わないため、大臣の「影武者」が代理でスピーチ――。

 29~30日に群馬県で開かれる主要7カ国(G7)デジタル・技術相会合を前に、28日に同県内であったイベントで、河野太郎デジタル相を模したアンドロイド(人型ロボット)があいさつした。「デジタル化には、政府だけでなく民間の動きが欠かせない。皆さんの支援に期待しています。だから、アバター(分身)を会場に行かせました」などと英語で話すと、海外のIT企業幹部ら参加者から驚きの声が上がった。

 アンドロイドは、大阪大の石黒浩教授らのグループが開発した。シリコーン製で、肌のしわなども再現されている。スピーチは河野氏が事前に収録したもので、声に合わせて腕や上半身が動いた。

 河野氏は数日前まで出席を予定していたが、同じ時間帯に国会審議が入ったため、急きょアバターを会場に運んだという。

 G7デジタル・技術相会合では、こうしたアンドロイドにも搭載可能な人工知能(AI)の規制について話し合われる予定だ。(小手川太朗)

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