大谷翔平

大谷翔平ベーブ・ルース生誕の地で今季最長139メートルの特大9号3ラン 今季初のリアル二刀流弾

大谷翔平

◆米大リーグ オリオールズエンゼルス(15日・ボルティモア=カムデンヤーズ)

 エンゼルス大谷翔平投手(28)が15日(日本時間16日)、敵地・オリオールズ戦に「3番・投手」でスタメン出場し、4試合ぶりのアーチとなる9号3ランを放った。同点の4回1死一、二塁の3打席目に、先発右腕・ロドリゲスの初球、80・3マイル(約129・2キロ)カーブを右翼席後方に運んだ。打球速度は114・6マイル(約184・4キロ)で、飛距離は今季最長456フィート(約139メートル)という特大弾だった。

 二刀流の元祖とも言えるベーブ・スース生誕の地・ボルティモアでは、3年連続アーチ。21、22年に続いて今季もアーチを描いた。10日(同11日)の本拠地・アストロズ戦で放った5月初アーチだった8号2ラン以来、4試合ぶりの9号。3年連続で、メジャー5度目となる2ケタ本塁打にもリーチをかけた。

 激しい点の取り合いとなった。初回こそ大谷が3者凡退の好発進を切るなど両軍無得点だったが、2回表にエンゼルスがネトの中犠飛で1点を先取。直後の2回裏2死一塁から大谷がフレージャーに2ランを浴びて逆転を許した。3回表には大谷の右前安打を起点にウルシェラが左翼線への2点適時二塁打を放って再びエンゼルスがリード。だが、3回裏に大谷がサンタンダーに2ランを浴びて再びリードを許した。4回表には、先頭のウォラクがソロを放って同点。試合を振り出しに戻した。すると、3回までに4点を失った大谷が、自らのバットで勝ち越し弾を放った。

 12~14日の敵地・ガーディアンズ戦では2本の適時打を放ったが、10打数2安打の打率2割とやや当たりが止まっていた大谷。今季9試合目の登板日で本塁打を放って見せた。登板した試合でのホームラン「リアル二刀流弾」は今季初となった。

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