政治

立民は「生き生きと審議妨害している」 維新・馬場代表が皮肉、「くみすることない」

日本維新の会の馬場伸幸代表=11日午前、国会内(矢島康弘撮影)

日本維新の会馬場伸幸代表は17日の党会合で、立憲民主党が委員長解任決議案や閣僚不信任案の提出を通じ、国会審議を遅らせる戦術に回帰したことを皮肉った。「遠藤敬国対委員長の言葉を借りれば『昭和の政治』に戻った。非常に生き生きと国会審議の妨害をされているということで、納まるところに納まったのではないか。われわれは一切、くみすることはない」と述べた。

一方、立民の安住淳国対委員長は同日の党会合で日程闘争の意義を力説した。「1日、1時間でも(審議を)遅らせることで思わぬ結果を招く。経験の浅い、若い野党の人たちが多いから、そういうことを国民は嫌がると思っているが、それでは野党の責任も議会の緊張感も生まれない」と語った。

政府が日本学術会議法改正案の今国会提出を断念したことなどを引き合いに「徹底抗戦する姿勢を示すことで、政府側も『よくない法案を出したら大変なことになる』と思う。審議を遅らせることで、多くの国民に考える機会を設けたりする戦術は当然、あってもいい」と強調した。

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