笑福亭鶴瓶 不適切行為の首相長男に激怒「税金で食うとんのやで?こいつ」「何やねん、この国は!」

落語家の笑福亭鶴瓶(71)が28日、パーソナリティーを務めるニッポン放送笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ」(日曜後4・00)に生出演し、岸田文雄首相の長男・翔太郎秘書官らによる不適切行動に怒りを爆発させた。

落語家の笑福亭鶴瓶

週刊文春によると、翔太郎秘書官は昨年末に首相公邸内で親族と忘年会を開いた際、公邸内の赤じゅうたんが敷かれた階段で親族ら約10人と新閣僚が並ぶ様子を模して記念撮影したという。

 番組では、ウクライナのゼレンスキー大統領が先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)に合わせて電撃来日したことを話題に取り上げた。その中で鶴瓶は、同じ一国のリーダーとして、岸田首相周辺の問題に言及。「日本で言う総理ですけどね、総理もちょっと考えないかんですよね。自分の息子のことを。あんなもん、ひどいですよ?あれ」と、強い口調で疑問を呈した。

 首相は25日、翔太郎氏に厳重注意したことを明らかにしたが、処分は発表されていない。鶴瓶は「自民党もそうですし、野党ももっと怒らないと、あれ。どんなしつけしてる?税金で食うとんのやで?こいつ。辞めるべきですよ。そんなの」と声を荒らげた。国民の怒り度合が足りないとみているのか、「もっとホンマに怒らなあかんよ?ホントに。岸田のおっさんもね。怒らなあかんちゃうの?あれ」とあおった。

 賓客を招いたり、内閣が記念撮影を行うような公的な場所での軽率な行動。鶴瓶も「そこへ行くことに緊張しないと。そうでしょう?」「親戚も“やめとこう”と言う人、誰かおるやろ?」などと、怒りが収まらない様子だった。

 アシスタントのフリーアナウンサー上柳昌彦は「何年かしたら世襲ということで、どうなんでしょうね」と、翔太郎氏が将来、岸田首相の地盤を継ぐ可能性に言及。すると鶴瓶は「あの人がどうこうするって?とんでもないこと。何やねん、この国は!」と絶望感を口にしていた。

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